バルーンの寿命「ライフタイム」
たくさんの気持ち♡ やメッセージをお届けしたバルーンも、時間の経過とともにすこしずつヤセていきます。
「素材」「商品タイプ」「気候・気温」などの要素から、バルーンの寿命=「ライフタイム」をご案内します。
商品ページでのライフタイム確認方法
各商品ページでは、ライフタイムの指標として、購入ボタンの上に、下記のアイコンを掲載しています。
商品に使用されている各バルーンそれぞれのライフタイムは、各商品ページ中段の詳細説明をご参照ください。
ライフタイムの評価基準について
ライフタイムの評価については、平均的な保存条件のもと、「(形や浮力など)商品として美しい状態を保てる期間」として設定しており、当社バルーン制作スタッフの知識と経験や、日ごろの品質チェック、耐久実験をもとに考案されています。
品質と配送には最大限の配慮をおこなっておりますが、様々な要因から、ご案内しているライフタイムから数日前後の誤差が出てしまうことがあること、ご了承くださいませ。
また、各商品のライフタイムの記載については、「パーツとなるバルーンのなかで、最初にライフタイムを迎えるもの」にあわせて記載しています。商品内で各パーツごとのライフタイムに差がありますのでご注意ください。
「風船のえさ」 追加ガスについて
商品完成後にもガスの補充ができるタイプのものについては、配送状況、季節ごとの気温変化、高山地での気圧変化などによる、商品の状態変化にお応えするため、「補充用ヘリウムガス(4.8リットル)」を同梱しております。
4.8リットルのヘリウムガス缶1本で、すこしヤセてしまったバルーンを回復できます。
ガス圧力の関係から、使用できるバルーンタイプは限られてしまいますが、およそ15リットルでバルーン1つ分です。
別売で、補充用ヘリウムガス(9.6リットル)を購入することもできますので、用途や目的にあわせてご検討ください。
「気温」と「気圧」による状態の変化
バルーンの状態変化に大きく影響する要素が「気温」と「気圧」です。
夏冬の気候変化、空調・冷暖房などにより、ガスが膨張・収縮をくりかえし、商品のハリ・形、耐久度などにも影響を与えます。
また、上空の気圧変化により、ガスが膨張・破裂してしまうことから、飛行機への持込み、および空輸はできません。北海道、沖縄、その他海外への配送をご希望のお客様については、残念ながらお断りさせて頂いております。ご了承ください。
「バルーンが割れてしまっていた。」…そんなときは?
商品の品質や発送には、最大限配慮しておりますが、様々な要因やアクシデントによって、商品到着時にバルーンの破裂・破損・欠損などがおきてしまうことがあります。(≧n≦)゚・゚・
万が一、商品状態に不備がございました際には、お手数おかけ致しますが下記までお問い合わせください。
特に、バルーンの破裂、著しい破損については、商品の再配送、お詫び、返金など、状況にあわせて各種対応させて頂きます。
アップビートバルーンWEB店 フリーダイヤル:0120-8683-22 (月曜〜土曜 9:00〜17:00)
TIPS:バルーンライフタイムのまめ知識
■ バルーンはどうして浮く?「ヘリウムのヒミツ」
バルーンをふくらませるガスには、「空気」「窒素」「ヘリウム」などがあり、当社のバルーンでは、環境にやさしく、安全なガスとして、「空気」と、「ヘリウムガス」の2つが使われています。
さて、この2つのガスの違いがわかりますでしょうか?
「空気」は、手動ポンプにより大気中の「酸素」「窒素」といったガスを集めるため、お部屋や外の空気とくらべても「重さ」も「性質」も変わりありません。
「ヘリウム」は、数ある気体のなかでも2番目に「軽く」、また、「細やかな粒子」をもつガスです。
この「ヘリウム」でふくらませたバルーンは、「ヘリウム」よりも重い「酸素」や「窒素」があふれている大気中では、重くてたくさんある「酸素」「窒素」たちにどんどんと押し出されるようにして空へ空へと浮かんでいくのです。(^v^)
■ マイラータイプの新素材「アイブレックス」
バルーンは一体どこからガスが抜けているのか?
じつは、バルーンにガスを入れる口からよりも、「バルーン表面」の皮膜をすり抜けてしまうガスのほうが多いのです。
バルーンをふくらませる代表的なガス「ヘリウム」は、気体のなかでも2番目に軽く、細やかな粒をしています。
このため、バルーン素材の表面をおよそ100万倍まで拡大すると見える、表面素材の小さなアミ目を、すこしずつくぐりぬけてしまうのです。
マイラーバルーンの一種にあたる「アイブレックス」は、イベントなどでの長期の状態保持を想定して開発され、素材表面のアミ目の「密度」が高く、なおかつ「軽い」素材が使われています。このため、従来のマイラーの5〜10倍となる、1ヶ月以上ものライフタイムを誇るのです。
■ 若さを保つヒケツ「ウルトラハイフロート」
素材ごとにライフタイムが異なるバルーンですが、どうしても「美しい姿を保ちたい」と考えるのが人の常。
そんな時、バルーンの内部に注入し、バルーンの皮膜を美肌パックのようにコーティングすることで、ガスの拡散を防いでくれるのが「ウルトラハイフロート」です。
水のりのような素材になっており、バルーンによくなじませることで、ガスを逃がさないためのバリアとして機能し、バルーンの若さを長く保ちます。
■ カールじいさんのように!?「バルーンの設置場所」
プレゼントや贈り物、メッセージを贈る方のなかには、「屋外でのイベントで渡したい」「庭やベランダなど外に飾ってみたい」「カールじいさんのように空を飛びたい」という方がいらっしゃるかと思いますヾ(≧∇≦)ゞ
当社のバルーンは、基本的には室内専用となっているため、屋外での長時間の保存はオススメできません。
雨・風による表面の色落ち、温度や気圧変化によるライフタイム減少と破裂、盗難の可能性などから、屋外での使用はご遠慮くださるようお願いいたします。
映画「カールじいさんの空飛ぶ家」のなかでも、家が浮かび上がったところから、すこしずつバルーンが割れてしまっている描写がありますね。
「気温の調整」や「設置場所の工夫」などで、バルーンのライフタイムを長く保つこともできますので、ぜひ工夫してみてください。
■ 飛んでいったゴム風船ってどうなるの?
世界中でバルーンが舞い上がる演出が行われ、遊園地などを歩くと、手を放してしまった風船が空高く浮いていることもあります。
さて、このバルーンは一体どうなるのか?
舞い上がったバルーンは上空約8000mまで上がり、そこまで上がると、気圧によって大きく膨張。同時に、マイナス40℃にもなる冷たい空気の影響で、表面が凍りつき、粉々に破裂してしまいます。
天然素材であるゴム風船の破片は、海や地上に舞い落ちて、枯れ葉と同じスピードで土に還っていきます。こうして、本当の意味での「バルーンの寿命」の最期を迎えるのです。